スタッフブログ

Staff Blog

2025年11月 選手合宿

皆さん、こんばんは!

 

ようやく暑い季節が終わりを告げましたが、アカデミー大分校選手クラスは熱い熱い秋合宿を行いました!

 

今回のテーマは二つ。

「トレーニング」と「ネットプレー」

 

初日はトレーニングを合計3時間みっちり行いました。

 

最近は暑さで走り込みはあまりやらせていなかったので、弱った足腰を目覚めさせるまで走り込みました。

その後のラリーで足が攣る選手が何人か出ていましたが、最後までやり切ったのは流石でした。

 

自分の限界を超えるためには、痛みや代償が伴うもの。

 

甘えた顔をしていた選手がマジ顔になってボールを追いかけている姿に感動する場面もあり、

選手が壁を乗り越えた瞬間に立ち会えて本当に嬉しかったです。

 

まぁ、まだ泣いて動かない選手もいましたが、今後に期待します(^^;)

 

2つ目のテーマのネットプレーはストロークをガンガン打ちたい子供達にとってはストレスとなる課題。

特に小学生にとってはネットに詰めたら、即ロブでノータッチエースを取られる年代の為、おもしろくありません。

 

でも、「大きくなってからやる」は違います。

 

小学生時代にはストロークでエースを取れます。

それは小学生にはテニスコートが広すぎるからです。

だって私達大人と同じサイズのコートだから。

ちょっと力強いボールがいいコースに行けば、即エースです。

 

でも体が大人にサイズになると、そのボールは普通に返されます。

逆にカウンターを取られることもしばしば。

 

そうなると小学生時にストロークエースだけで勝ってた選手はこういう思考になります。

「もっと厳しいコースを狙わなきゃ!」

 

これが負のスパイラルに突入です。

 

小学生の時強かったのに、中学生になったらぜんぜん勝てなくなる選手は大体このスパイラルに陥ります。

 

そうならないためにも、ネットプレーがどうしても必要なのです。

 

今はパスやロブで抜かれることが多くても、将来負のスパイラルに入らないよう、

ネットを取れる戦術を何度失敗してもやり続ける必要がある!と私は考えます。

 

今回の合宿で、何度も失敗している選手はいましたが、ネットにでる戦術をあきらめる選手は一人もいませんでした。

 

それでいい!

 

もっと先の未来を見据えて、今やらないといけないことをやっていこう!

 

選手のみんな、2日間お疲れさまでした。

 

しっかり寝て、また明日から練習がんばろう!

 

 

  エンジョイ☆テニス

   大分市にあるジュニアテニススクール テニスアカデミー ラフ大分校の武藤でした。